熊本のH様からのご依頼です。
ナット近くのフィンガーボード剥がれ、塗装剥がれ、ショルダー部の穴がありました。
その他弦まわりのTUSQ化、ネック/ショルダー部の塗装をいたしました。

ネックの割れ部分です。

 
塗装がパリパリにはがれています。



フィンガーボードの端も剥がれています.


 
どうやったらこうなるのか解りませんが、穴があいています.
穴の内側に破片がありました.



破片を当てて穴を埋めました.


 
木の粉で埋めて瞬間接着剤をしみ込ませ、固まった後平らにします.


ネック、ショルダー部は色合わせのため黒つぶしにしました。

ピックアップ取り付けです

 
エンドピンを外します.専用リーマを用意します.


 
テープで保護します.
専用リーマで少しずつ広げていきます.電動ドリル等でやってしまうとエンドブロックが割れてしまいますからね.


 
今回はSunrise S-2を取り付けます.
エンドピンも綺麗に付けれました.



存在感がありますね。

同じギターで、2014年にネックリセットの依頼が入りました。


上記と同じGibson J-45 Delux です。今回はネックリセットを含むトータルリペアーです。


 
6弦側約3mm。1弦側約2.75mm。ちょっと高い目ですね。


 
サドルもほとんど残されていません。 うちでは100w電球で温めます。


 
指板をボディから離します。
一つボディよりのフレットを抜きます。


 
蒸気を入れる穴を開けます。
カウル装着。


 
無事抜けたネックの調整を慎重にします。
その後、膠で接着。固着を待ちます。


 
その間ついでにはがれかけていたピックガードを再接着
その後、フレットを慎重に抜いていきます。


 
ネックの円周を計り、同じ円周のブロックを使ってサンディング。


 
一部ディボットができていたので埋めました。
また、一部フレットの溝の再調整もしました。


 
フレット溝を掃除。
フレットをベンダーを使って曲げていきます。


 
一本ずつフレットを打っていきます。
端を切っていきます。


 
フレット端を揃えます。
これから、フレットの擦り合わせ。マスキングテープで指板を保護し、赤のペンでしるしをつけます。


 
ブロックと長いサンディングで全体的に擦り合わせをします。
平たくなったフレットを丸くしてやります。


 
サンディング、ポリッシュで仕上げます。


 
ナット、サドルを製作して、無事終了。


 






弦高が低くなり、鳴りにくかった高音弦がきっちりなるようになりました。
生音でも、ピックアッップでも男らしい45の音が鳴るようになりました。